エチオピアのコーヒー生産地について。

エチオピアのコーヒー生産地は、大きく四つのタイプに分かれます。

フォレストコーヒー(生産量の約10%)
森林に自生する天然のコーヒー。最も伝統的な生産地ですが生産効率が低いので、後述のセミ・フォレストやガーデンコーヒーにどんどん移り変わっています。JICAが2003年より森林コーヒーを保全する活動を開始しています。

セミ・フォレストコーヒー(生産量の約35%)
天然のコーヒーの森を手入れしたもの。雑草の除去、日照量の調整のための伐採などが行われます。土地の所有者は存在します。

ガーデンコーヒー(生産量の約50%)
農家の裏山や庭に、農家の手によって植えられたコーヒー。バナナやアボカドと一緒に植えられることが多く、収穫したら精製所、農協などに持ち込んで現金化します。

プランテーションコーヒー(生産量の約5%)
または、エステイトコーヒーとも呼ばれます。民間もしくは国営の大規模農園。生産から輸出までワンストップで行う。特定の品種を植えたり、テクノロジーを活用し、生産効率や品質を上げることができます。農園名が付いているエチオピアのコーヒーは、ほとんどこちらに分類されます。ゲシャビレッジ農園などが有名です。

エチオピアのコーヒーの約90%がオーガニックで栽培されています。エチオピアの土壌や気候はこの上なくコーヒーの生育に適しているので、剪定や化学肥料はほとんど必要とされません。

車でイルガチェフェの山に入ると、コーヒー、バナナ、アボカドなどが混ざった森に囲まれます。その隙間に土壁やトタンで造られた素朴な民家が見え隠れします。柵で区切られた農園を目にすることはほとんどなく、森と庭の境界が曖昧で、コーヒーの木は生活に溶け込んでいます。

参考サイト: EtBuna

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