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aoma coffee

コロナ禍の2020年7月、大阪・船場のオフィス街の一角にオープンした「aoma coffee」。店内の座席は少なく、極めてコーヒースタンドに近い形態だ。「焙煎においては『整える』ことを重視している」という店主の青野啓資さんに話をうかがった。 ※ 文中敬称略 バランスのとれた店づくりを 「かしこまった接客があんまり好きじゃないんです。僕はうどん好きなので香川のうどん店によく行くのですが、『次、兄ちゃん何する?』というようなおばちゃんたちのフランクな接客が好きなんですよね」 極めてコーヒースタンドに近いスタイルの「aoma coffee」には、そう語る青野の考え方が反映されている。開店当初は4席ほど設けていたが、「よりラフな感じにしたい」との思いで簡素な椅子を置くだけにした。近くにある有名な立ち食いうどん屋で食事をした後に立ち寄る客も多いのだという。 夏ならばTシャツに短パンなど、ゆるい服装で店に立つ青野の原点には、カフェ文化が発達しているオーストラリアのメルボルンで目にした光景があ...