Wete Ambela Coffee

Introduction
Wete Ambela Coffeeは、生産者のMekuria Mergiaが立ち上げた個人経営のコーヒーカンパニーです。2018年創業のスタートアップで、YirgacheffeとGujiにそれぞれ精製所を、そしてGujiのAnferara(Mesina)に自社の農園を所有しています。エチオピアでは大手の輸出業者やエステイトコーヒーが主流である中、彼らのような個人経営の生産者は注目を集めています。初のクロップはヨーロッパや北米の輸入業社に高く評価され、カップオブエクセレンスに先駆けて2019年に行われたTraboccaのプライベートオークションで入賞も果たしました。

私は彼らのインディペンデントな姿勢に興味を持ち、リサーチを重ね、彼らとコンタクトを取りました。彼らはイルガチェフェとグジの精製所に招待してくれましたが、季節外れの集中豪雨によって道路が濁流で遮断され、グジへ行くことは叶いませんでした。イルガチェフェの精製所は、感動的なロケーションでした。ガイドがいなければ見つけられないような目立たない入り口から細い道を抜けると、山々を見渡せるような、広々とした眺望が広がります。そんな中、大人数の女性たちが歌を歌いながらハンドピックをしている光景はとても美しいものでした。

後日、アディス・アベバにある彼らのオフィスを訪ねました。がらんとした、新しいのになぜか廃墟感が漂うビルの一角に彼らのオフィスはあり、応接室にはまだ新しいソファと事務机がいくつか置かれていました。ここから彼らの物語が始まる。そんな予感を感じさせる場所でした。

Person
代表のMekuria Mergiaは長年コーヒーに携わり、小規模生産者と精製所をつなぐ仲買人のような仕事や、精製に関する仕事をしていました。2017年、ECXの規制が緩和され、ライセンスを取得すれば個人所有の精製所とバイヤーが直接取引ができるようになったことを契機に、この会社を設立しました。貫禄のある風貌をしていますが、ビジネスの感覚は鋭く、SNSでのコミュニケーションにも長けています。マーケットを熟知し、リテラシーが高い彼がこれから何を仕掛けるのか、とても楽しみです。

Location

Office at Addis

Wetmill at Yirgacheffe

Transparency
彼らは小規模生産者からチェリーを購入しており、コーヒーチェリー1kgあたり、0.9USD(約94円)支払います。100kgのチェリーから15kgのパーチメントコーヒーが作られます。

Sustainability
コーヒーチェリーを購入する際に小規模生産者名と納品数量を登録し、クオリティが高かった場合、年の終わりに追加の賃金を支払います。また、すべてのサプライヤーのこどもに学用品を提供しています。

Offering 2019

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Yirgacheffe Wote Konga G1 Natural
Konga(コンガ)はイルガチェフェ地区にあるケベレ(=村)です。この地区は長年にわたり、高品質なコーヒーを生み出すエリアとして発展してきました。肥沃な土壌、最大2,200mの高地、コンスタントで豊富な雨、地元の小規模生産者の知識がその要因です。

Guji Hambela Wamena G1 Washed / Natural
Benti Neka(ベンチ・ネカ)はグジ地区にあるケベレ(=村)です。このウォッシング・ステーションには、700以上の小規模生産者からコーヒーチェリーが届きます。グジ地区は北隣のイルガチェフェ地区に比べて少し標高が低く、平均気温は約2度高くなります。農地はほとんど自然の森に近く、小規模生産者はそれぞれ120本くらいの樹木しか所有していません。もちろん農薬は使用されず、堆肥や落ち葉をまくくらいです。収穫期には、小規模生産者は家族総出でコーヒーチェリーのピッキングを行い、精製所に持ち込みます。精製所では、コーヒーチェリーの熟度を評価する際、チェリーが重ならないように留意して広げるため、完熟したチェリーのみが精製されます。

Yirgacheffe Gedeb G1 Washed / Natural
イルガチェフェの南部に位置するGedeb(ゲデブ)エリアは、イルガチェフェの南部に位置します。数千件の小規模生産者が居住しており、今世界で最も注目を集めるコーヒー生産地の一つです。

Photo Gallery

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